おてらの掲示板 今月のことば

2018年11月のことば

諸行無常:全てのことがらは移ろいゆくものである。

同じ今日は二度となく、明日は誰にも分からない。
また、逆に言えば、今日が辛くても明日は笑顔になれるかもしれない。
私たちは固定された存在ではなく、変わり続けるものである。
お釈迦様の教え、三法印の一つ「諸行無常」です。

歌われ続ける諸行無常

唐の詩人、劉希夷(りゅうきい)の詩の一節に「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」があったり、

いろは歌には「いろはにほへどちりぬるを」があったりと、諸行無常は古来から歌われています。

最近だと秋元康さん作詞の欅坂46「二人セゾン」に「生きるとは変わること」という歌詞があります。

同じく秋元康さん作詞の「川の流れのように」の中にも「生きることは旅をすること」という歌詞があり、

それを現代にリライトした曲が、二人セゾンなのかなと感じています。

季節が移り変わるように私たちも変わり続けていく。

諸行無常は時を超え、世代を超えて歌われ続ける価値観です。

だからこそ、ゆるいつながりの中で、ときに孤独も感じている現代の私たち、特に若い人たちにも仏教が助けになるのではと期待もしています。

副住職