コラム「お寺とテクノロジー」

浄土宗総本山知恩院の公式サイトに副住職のコラム「お寺とテクノロジー」が掲載されました。

この記事は知恩院発行の機関誌「知恩」令和2年4月号~6月号に掲載されていたものをWEB用に再編集したものです。

新型コロナウイルス感染拡大が進む中の掲載で、お寺のIT対応が話題になった時期でもあり、読んでくださった方がどういう反応をされるのか、心配しておりましたが、発行後にはありがたい反響もいただき、恐悦至極でございました。

繋がりを紡ぐ

不思議な御縁をいただいて仏門に入った身として、これからのお寺に私が貢献できることは何か。

記事中でお伝えしたことでございますが、インターネットの語源は「繋がりを紡ぐ」という意であること。

人や社会を断絶するものでなく、人と人を繋げ、紡いでいく。

モニターの向こうには必ず血が通った人がいて、遠くても手を差し伸べてくれる人がいる。

人口減少、災害、疫病、来たる困難のなか、お寺の内と外はもとより、地域や国を超えた繋がりが生まれ、人と人が手を取り、助け合える、と信じております。

そのことを私の肝要として、これからも伝えていきます。

この記事を書いた人

副住職こうじりゅうじ

浄土宗善立寺副住職
大正大学地域構想研究所客員研究員
元エンジニアで寺院のデジタル化を推進する
寺院ITアドバイザーとしても活動している
ScanSnapアンバサダー/認定DXアドバイザースペシャリスト