令和3年年頭のご挨拶

雪のうちに仏のみ名を唱ふれば
つもれる罪ぞやがて消えぬる

新しい年を迎え、本年もよろしくお願いいたします。

昨年は日本中が新型コロナウイルス感染拡大の不安をかかえて生活をする日々でございました。

人と人とが好きなときに会って直接話ができる、一緒ににぎやかに食事ができる、そんな日常の尊さ、ありがたさを身にしみて感じた一年でもありました。

今年こそ、疫病が収束し、未来への明るい希望が持てる年となることを心より願うものです。

【住職 小路祥永】

住職の後ろ姿

手洗い・うがい・お念仏

明けましておめでとうございます。

昨年は新型コロナウイルスにより、この世は本当に耐え忍ぶ場所(忍土)であると痛感いたしました。

この疫病は私の心の闇を浮かび上がらせ、ひとたび我が身に心配が降りかかれば、人を遠ざけ、排斥し、差別する、そんな私たちの弱さをまざまざと見せつけられました。

社会的距離を取っていても、マスクで顔が隠れていても、私たちは慈しみ、助け合うことができると信じております。

皆さまのご協力とともに、手を合わせ、想いを振り向ける時間を過ごしていただけるよう、邁進していく所存です。

【副住職 小路竜嗣】

修正会のお誘い

修正会(しゅしょうえ)

詳細

修正会は、前年のさまざまな過ちを反省し、新しく迎えた年が浄らかなものになることを願い正月に行う法要です。

檀信徒の皆様が家族とともに平穏で健康に暮らせることを祈念し、お念仏をおとなえしたいと思っております。

  • 日程:令和3年1月7日(木)
  • 時間:午前11時~
  • 本年は修正会法要(本堂)のみ行い、法話・新年会は中止いたします。

新型コロナウイルス対策

  • 風邪症状の方は出席をご遠慮願います
  • マスク着用にご協力お願いいたします(お忘れの方は受付にてお渡しいたします)
  • 入口での手指消毒にご協力お願いいたします。

この記事を書いた人

副住職こうじりゅうじ

浄土宗善立寺副住職
大正大学地域構想研究所客員研究員
元エンジニアで寺院のデジタル化を推進する
寺院ITアドバイザーとしても活動している
ScanSnapアンバサダー/認定DXアドバイザースペシャリスト