お焼香の仕方、ご存知ですか?

ご質問をいただくことが多い、浄土宗のお焼香の作法についてまとめました。

解説YouTube動画

1.摘む

ポイント!

お香は右手親指・人差指・中指の三指でつまみます。つまむ量が少ないと指にくっつくばかりなので、多めに取って構いません。

2.左手を添える

ポイント!

左手を右手の下に添えます。

3.おしいだたく

ポイント!

両手を額の高さくらいまで掲げます(おしいただく)。同時に、頭も軽く下げます。

※「額に近づける」のではありません。

4.薫んじる

ポイント!

右手でお香を薫じます。あまり指を擦り付けず、サッと燻じましょう。

※浄土宗では、お焼香の回数に定めはありません。ご案内に基づいておこなってください。

5.合掌・礼

ポイント!

手を合わせて一礼!浄土宗の合掌の仕方はこちら

最後に

焼香は私たちの功徳を香の薫りに載せ、極楽浄土にいる故人にお贈りするために行います。今回は作法を紹介しましたが、何よりも大切なのは、故人を想う気持ちです。作法を忘れてしまったり、間違ったりしても気にしないでくださいね。

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この記事を書いた人

副住職こうじりゅうじ

浄土宗善立寺副住職
大正大学地域構想研究所客員研究員
元エンジニアで寺院のデジタル化を推進する
寺院ITアドバイザーとしても活動している
ScanSnapアンバサダー/認定DXアドバイザースペシャリスト