7月28日、大盆施餓鬼法要を執り行いました。

当山の最大の年中法要であり、毎年大勢の方にご参列いただいておりましたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の為、法要は寺方のみでご回向させていただきました。

がらんとした本堂でのお施餓鬼法要はなんとも寂しく、日頃どれだけ皆様からお力をいただいていたのか痛感しておりました。

しかしながら、法要を終えてみると、大勢の方が塔婆のお受け取りに来てくださり、激励のお言葉をいただきました。

「久しぶり!」「お元気でしたか!」「御詠歌早くやりたいね!」「乗り越えようね!」

そんな皆様の声も広がり、久しぶりに当山がお檀家様の笑い声に包まれたような気がします。

改めて、お寺は人で成り立っているのだと、感じ入りました。

この疫病により、人と人との間に分断が生まれるようなことがないよう、仏の教えを通じて、皆様と共に乗り越えていきたいと想っております。

今後も、感染対策を取った上で、人と人とのつながりを感じられるような”おてらつくり”を進めてまいります。

塔婆の受け取りについて

塔婆(とうば)の受け取り場所が日程により異なります。

~7月31日:善立寺会館1階広間にて
8月1日~:寺務所玄関のインターホンを押してください。

駐車場は墓地駐車場をお使いください。
駐車場のご案内

この記事を書いた人

副住職こうじりゅうじ

浄土宗善立寺副住職
大正大学地域構想研究所客員研究員
元エンジニアで寺院のデジタル化を推進する
寺院ITアドバイザーとしても活動している
ScanSnapアンバサダー/認定DXアドバイザースペシャリスト